平成25年度 留学生だより(7)

イ ケトウト スアルダナ(インドネシア)

沖縄とバリ島

沖縄キリスト教学院大学
イ ケトウト スアルダナ(インドネシア)

私はインドネシアのバリ島から沖縄に来て、もう2年になります。昔に比べると沖縄の生活にほとんど慣れてきました。沖縄とバリ島を比べると、そんなに変わりはないように感じます。風景や天気など、ほとんど同じですので、沖縄はとても住みやすいです。沖縄にはたくさんきれいな場所があります。島やビーチなどもバリととても似ています。私は一度、友達と一緒に久高島という島に遊びに行きました。その島は静かでしたが、景色がきれいで周りには海があり、遊ぶ所もたくさんあり、とても良いところだと思いました。一日中、自転車でその島で回ったり遊んだりして、とても楽しかったです。

そんな自分の故郷と似ている沖縄でも、驚いたことはあります。それは食文化の違いです。私は先輩からあるラーメン屋に連れて行ってもらいました。私はそれまでラーメンを食べたことがなかったので、初めて食べた時、口に合わなくて変な味がしました。しかし、二回目にいったときには、だんだんとその味に慣れ、とても美味しく感じ、今ではラーメンが一番好きな食べ物です。ラーメン以外にも好きな食べ物がたくさんあります。例えば、ゴーヤーチャンプルやチャーハンなどが好きです。私の国の食べ物は沖縄の食べ物と比べると味が全然違います。沖縄には辛い食べ物があまりありません。しかし、私の国(インドネシア)の食べ物はほとんどが辛いです。

故郷と似ている部分も多いけれど違う部分もたくさんあり、留学をして知った数々の知識は、たくさんの驚きと感動を与えてくれます。

私は大学に入る前に日本語学校で日本語を勉強し、現在は沖縄キリスト教学院大学で日本語と英語を学んでいます。私はこの大学でいろいろなことを学ぶことができています。日本人の友達もたくさんでき、一緒に勉強したり、しゃべったりするのがとても楽しいです。私には将来の夢があります。卒業後はバリに帰り、現地に住む日本人と外国人を対象としたビジネスをしたいと考えています。その夢を叶えるために、これからもこの大学で日本語と英語を一生懸命、勉強するつもりです。