平成25年度 留学生だより(6)

郭 奕 (中国)

努力・収穫・報いる

沖縄キリスト教短期大学 郭 奕 (中国)

はじめまして!!私は郭奕(かくえき)と申します。中国の首都、北京から来ました。性格はおおらかで明るく、友達作りが好きな女の子です。どうぞよろしくお願いします。

最初に、留学生活は誰もが同じとは言えません。留学することは楽しい一方、辛酸を嘗め尽くすこともあります。私が沖縄へ来たのは4年前の16歳の頃でした。今でも初めて学校へ行った日は覚えています。私はまず沖縄尚学高校へ入学し、日本語をゼロから勉強し、日本のこと、沖縄のことを知ることから始まりました。 一生懸命、勉強して半年後、私はクラスメイトと遊んだり、おしゃべりすることができるようになっていました。バスケットボール部に入部して、メンバーたちと一緒に試合に参加したことなど、皆で楽しかったり悲しかった経験をすることなど、本当に良い思い出です。高校で過ごした日々は素晴らしい思い出です。

その後、私はキリスト教短期大学へ入学しました。先生や周りの友人達はとても親切で、助けてくれ、励ましてくれます。私はここで、深く日本のことを理解し、自分自身のことを知り、人生の目標を明確にしました。

私はずっとこのまま楽しく生きることを望んでいます。でも、未来は予想ができません。父は私が小さい頃に亡くなって、ずっと母と二人暮らしですが、母も昨年、体調を崩してしまいました。私はこれからはどうしたらいい?と考えると、やはりしっかりと家庭の責任を持たなければいけないという思いが強く湧きおこりました。その中で、学校と先生は私に多大な支持をしてくれました。先生は根気よく分析してくれ、これからについて丁寧に教えてくれました。本当に感謝をしています。

沖縄へ来て四年間という短い期間ですが、私はいろんな経験をしました。最初、何も分からなかった女の子が自信と自立を身につけ、年を重ねるたびに立派な大人になり、自分の目標へも近づいています。私の目標は努力して培った学びを社会へと恩返し、学校へと恩返し、先生へと恩返し、そしてうちの母を幸せにすることです。沖縄は私に色々と与えてくれたので、私は一生をかけてそれに報いたいです。私はできる限り、これまで学んだことを活かし、沖縄と中国の関係がますます友好になり、もっと多くの人が沖縄へ来て、沖縄を感じる事の手助けができればと思います。