平成24年度 留学生だより(10)

沖縄大学 大学院  趙 文博(中国)

沖縄の留学生活について

沖縄大学 大学院  趙 文博(中国)

私は2010年の春、日本へ留学に来まして、北陸大学の観光学科に入りました。それから2年間の金沢生活を経て、今年から沖縄大学の大学院生になりました。

沖縄との縁は、友人がゼミ旅行で沖縄に行った時の綺麗な写真でした。その写真を見た私は「ぜひここに行きたい」という考えが浮かびました。そのことを機に、沖縄についていろいろ調べました。沖縄は、恵まれた自然環境だけではなく、長い歴史や素晴らしい文化、そしてその綺麗な島にやさしい人々が住んでいるとわかりました。こんな豊富な自然と人文資源があるからこそ、沖縄は日本そして世界中の観光客が憧れる観光地になったのだと思います。

今年4月に私は正式に沖縄に引っ越ししました。快適な気候、明るい人々、沖縄はほんとに暮らしやすい島だと思います。特に学生にとっては、心が落ち着いて勉強できるところだと思います。一方で、沖縄は非常に元気な島だと思います。いろいろな祭りやイベントなどがあり、地元の人たちはみな、歌、踊りが上手で、あちこちから島唄やエイサーが聞こえて、すごく楽しんでいます。

大学での勉強のほか、私は那覇市観光協会の語学ボランティアもやっています。観光客が困っていることを解決し、観光客と地元の人がコミュニケーションできるように働いています。このような観光客を支える組織や団体はたくさんあります。私は沖縄の人が観光業の発展、そしてよりよい観光環境を作るために一生懸命頑張っていることに対して非常に感動しました。これからも、沖縄の一員として頑張り続けていきたいです。大好きな沖縄をもっと多くの中国人観光客に紹介したいです。もっと多くの中国人に沖縄の魅力を伝えるために頑張ります。