平成24年度 留学生だより(6)

新垣 ジェシカ(ペルー)

沖縄県立芸術大学 新垣 ジェシカ(ペルー)

私は今年の県費留学生としてペルーから来ました、新垣ジェシカです。県立芸術大学で古典音楽の勉強をしています。

私は沖縄の民謡音楽に興味をもったのは祖母の影響がたくさんあります。そのうえ、五年ぐらい前からに友達が三線を教えてもらいました。ペルーにはハイサイ沖縄と言う三線グループに入って、いろんな沖縄民謡曲を学びました。そして、曲の意味を教えてもらいました。おばあちゃんの気持に少し近づけたような気持になりました。三線を日増しに好きになりました。

ペルーのうちなんちゅーの若者はだんだん沖縄の踊りや音楽にとても興味を持つ人が増えていますが、あまり先生がいませんので学ぶところがありません。ですから、去年私は沖縄県のプログラムに参加しました。沖縄に来て教えて頂いたいろいろな事に対しまして、出来る限り頑張ってやり遂げます。そして、ペルーに帰国しましたら、学んだ事をペルーの若者に少しでも教えてあげられることをなによりも心に感じております。

私は4月に沖縄に着いてすぐ沖縄県立芸術大学で授業を受けました。沖縄に来て古典音楽を学んでいます。箏と胡弓と笛は初めて習っていますので少し難しいです。この楽器の中で笛が一番好きになりました、そしてコンクールを受けて合格しました。それから、6月から民謡の先生を紹介されて、同日民謡のコンクールにもうしこんで、二週間後に、コンクールを受けて合格しました。アカデミーに入ったので9月には独唱をします。

この六ヶ月でいろんな事を学びました。まだたくさん学ぶ事があります。一年間で学べることは少ないと思います。自分が思っていた古典はまだまだほんの初歩だと気がつきました。ですから出来れば沖縄に戻ってもっと本格的に勉強をしたいと思います。