平成24年度 留学生だより(5)

伊集 ジュリアナ 小百合(ブラジル)

沖縄県立芸術大学
伊集 ジュリアナ 小百合(ブラジル)

私は 琉球舞踊太圭流華の会の伊集 ジュリアナ 小百合と申します。三世で、ブラジルで生まれました。県費留学生として、沖縄県立芸術大学で琉球舞踊と組踊りを勉強しています。今度は2回目に沖縄に来ています。

3年前に北中城村の研修生で始めて沖縄に来ました。その時、研修は3ヶ月の間に日本語と沖縄の文化を勉強しました。3ヶ月終わってから、そのまま1年間を延ばして、太圭琉華の会の家元の佐藤太圭子の家に住み込みで琉球舞踊を勉強しました。そして、沖縄タイムスのコンク一ルで新人賞を取りました。帰国する前に、ブラジルの人々に琉球舞踊を教えるために、家元から教師免許をもらいました。

帰国してから、琉球舞踊をブラジルの人々に教え始めました。そして、日本語を忘れないうちに日本語学校を通っていました。

琉球舞踊の先生になりましたが、持っている経験が足りないずっと思っていました。沖縄の文化をもっと深く勉強するために 沖縄県費留学の試験を受けました。

今回 芸大を通いながら、佐藤太圭子先生のところで琉球舞踊を勉強して、優秀賞を取りました。そして、親せきたちと、先生方と友だちにもう一同会うことができました。

沖縄は住みやすいし、景色がとても美しいし、そして安全なところです。だけど、一番感動することは沖縄の人の心です。私のまわりにいい人たちだけがいます。悪い人たちがいないと思います。親せきたちと先生方と芸大の人たちと、県庁と財団の人たちと県費留学生たちと、友だちは皆とても優しいです。皆がいつも私を助けてくれます。お互いに、私もできることを皆に助けてあげたいです。それだけで私はとても幸せです。イチャりバチョーデーのことがしっかり見えます。