平成24年度 留学生だより(4)

イ ゲデ アンガ プラディプタ(インドネシア)

留学は成長の糧

沖縄キリスト教学院大学
イ ゲデ アンガ プラディプタ(インドネシア)

沖縄に来てあっという間に3年が経ち、時間が過ぎるのがとても早く感じています。

私は子供の頃から日本のアニメや漫画が大好きでした。そして、その頃から私は「絶対に日本に行くんだ」という気持ちを持つようになりました。現在、日本に留学することができたことが夢のようです。

日本へ留学して、とても良かったと思うのは自立することができたということです。最初は家族から遠く離れて生活することは私にとって、とても大変でしたが時間が経つにつれて、つらい気持ちは減っていきました。今はその気持ちも薄れ、やはり自分の母国ではない所に住むのは色々な事があるとわかるようになりました。

現在、私は沖縄キリスト教学院大学に通っています。大学に入学する前は日本語学校で1年半、日本語や日本の文化について学びました。日本語学校では他国の人たちもいて、一緒に日本語を勉強したりして楽しい時間を過ごしてきました。初めての日本での生活は、わからないことばかりでしたが、私にとって刺激的な毎日でした。勉強に上手くついていけない時は先生たちや周りの人が優しく日本語を教えてくれたので助かりました。お世話になった方達にはとても感謝しています。

大学に入り、学校の生活は思ったよりも大変でした。今までの生活とは違い、大学の生活は慣れてない部分もありましたが、それは当たり前の事だと気持ちを切り替えていくと、その不安は少しずつなくなりました。今では友達もでき学校にも慣れ、逆に大学での生活はとても楽しい場所になっています。

現在、私はアルバイトもしています。大学に通いながらアルバイトもやるのはとても大変です。しかし、この状況から私は学んだことがあります。アルバイトをしながら、学校の勉強に響かないように、うまく時間を作って計画を立てて、時間の有効な使い方を考えるようになりました。これも一つの成長だと感じています。

日本に来て、様々な世界に触れることができ、自分の人生の意味を知り、自分自身が成長できていると感じています。

今後も一生懸命、留学生活を楽しみたいと思います。