平成23年度 留学生だより(11)

李 娜(中国)

日本に来て学んだ事

沖縄女子短期大学 総合ビジネス学科 1年
李 娜(中国)

私は李娜と申します。中国にいた頃、日本の文化にとても興味があり、直に日本の文化にふれながら日本語を勉強したいと思い、日本に留学することを決め、2009年に日本へ来ました。今ではもう日本に来てから二年半が経ちます。初めて日本にきた時は日本人が話していることが全く分からなくて、とても苦労しました。日本に来て一番驚いたことは、物価の高さが、あまりにも中国と違うことに驚きました。日本ではミネラルウォーターが1本百円しますが、中国でミネラルウォーターを買うとなると、百円で7本買うことができます。これには本当に驚きました。そして、電車に乗った時に感じたことですが、車内の乗客がみんな静かなことに驚きました。みんな携帯電話を手に持っているのは中国と同じですが、大きな声で通話をしている人は全くおらず、メールを静かにうっている人々にマナーの違いを感じました。

2011年から沖縄女子短期大学の学生となり、合格した時は本当に嬉しかったです。入学したばかりの最初の時期、四月は言葉もほとんど分からず、自分が間違った事を話していないかとても心配で、話すことが恥ずかしかったです。諦めて中国に帰りたいと思うことも何度かありました。だけど、私はその度に冷静になって考え直し、一生懸命日本語の勉強をすることを日課にしました。その努力が実って、今では大学の生活にも慣れ、先生方とも積極的に関わりを持ち、友達も出来ました。みんな優しくて、とても楽しい学園生活を送っています。

今、私が経験している留学生という立場は、この先一生忘れることのできない、かけがえのない経験となるはずです。私は大学を卒業したら、将来は日本と中国を行き来する通訳の仕事をしたいです。そのために、もっと日本語やいろんな事を勉強し、自分を磨く努力をしていきます。