平成23年度 留学生だより(4)

林 方龍 (中国)

留学生活

沖縄国際大学 経済学部 3年
林 方龍 (中国)

私は林方龍と申します。中国からまいりました。「光陰矢のごとし」と言いますが、私が沖縄に来てもう3年半が経ちました。現在沖縄国際大学の3年生です。沖縄に来たばかりのころは、困ったことがいっぱいありました。例えば、初めにマクドナルドに行っても、メニューが読めないので、絵を指差して注文しました。その時一回も自分で料理を作ったことがない私は、先輩に食事の料理を聞いていました。先輩に居酒屋へ連れて行ってもらい、メニューを説明してもらってばかりいました。それに、迷うこともありました。中でも一番大きい問題は、日本語があまり話せなかったことです。早く日本語ができるように、日本語の授業を受けて、寮に帰って携帯電話で日本のテレビを見ていました。最初全然わからず泣きながらも、あきらめず続けていくうちに、日本語がちょっとうまくなりました。先生のおかげで、日本語がだんだんできるようになりました。心から感謝します。日本語が難しくても、面白いと感じています。日本語を一年勉強し、沖縄が好きになって、沖縄国際大学に入りました。現在、沖縄国際大学経済学部の3年生です。

この3年間大学の生活は、思い出がぎっしり詰まった充実した日々でした。素晴らしい学生生活を送ることができ、先生方や仲間、そして家族に対して感謝の気持ちでいっぱいです。自分一人では乗り越えられなかったことも、励ましあい、辛く感じたこともあった会話練習も乗り越えられたと思います。

わたしは入学式の日に日本の学生と一緒に参加しました。「留学生」と分かれることなく参加した入学式では、今日から本格的な留学生活が始まったと思いました。これを機に、今まで何事にも消極的で投げやりだった自分を変えたいと思い、青い空に向かって「私はここで4年間頑張ってみよう。」と誓いました。この3年間、多くの人に出会い、たくさんのことに挑戦してきました。途中で挫折してしまいそうになったときには、周りの友人の努力している姿をみて自分を奮い立たせることができました。友人たちはわたしにとって良きライバルであり、いつも励まされる存在でした。

あと半年で、私も4年生になります。大学生活は残りわずかですが、中国と日本の文化とビジネスの交流に貢献できる人になれるよう、精一杯努力したいと思います。