平成21年度 留学生だより(4)

吴琼

ラッキー・ガール

沖縄大学留学生別科
吴琼

こんにちは。ただ今、中国から留学中の吴琼(ゴケイ)です。留学生活も6ヶ月目に入り、だいぶん生活には慣れてきました。

私は生まれてから、いつも回りの人々に「ラッキー・ガール」と言われますが、自分はそう思わなかったです。しかし、沖縄に留学できて、運がとてもいいと思います。日本一美しい海は沖縄にあります。アジアのハワイだと呼ばれているここは、多くの人々があこがれているところです。そんな美しい青空の下で生活するのは最高だと思います。

この留学で初めて親元を離れての生活ですが、学校の先生たちはとても親切で、いろいろなところでサポートしてくれて、初めての留学生活に不安はそんなにありません。世界の各国から来る友達と一緒に日本語を勉強することと、沖縄のあちこちでいろいろな体験をすることができて、とても楽しい生活をおくっています。しかし、実際に親元を離れてみると、食事や洗濯など身の回りのことから体調管理まで全て自分でやらなければいけないため大変です。

私は今まで回りの人々にたくさんかわいがられ甘えさせてもらっていたんだということを、とても身に染みて感じました。これから自分で頑張りたいと思います。

留学というのは、ただ外国の大学で授業を受けて、教科書の知識を勉強するだけではなく、人間関係や自己管理などの能力も鍛えられると思います。それに、お互いの交流を通して異文化を受けいれるいいチャンスでもあって、自分の視野も広げられるようになります。今、アルバイトをしているところへは、毎日たくさんの観光客が来て、その中に、日本の各地からの観光客もいるし、世界の各国からの観光客もいます。いろいろなコミュニケーションをとって、いろいろなことが分かってくるし、自分の日本語もぐんぐん伸びます。私にとって、留学生活の中の大切な経験だと思います。

何もしないと、若さが逃げていきます。沖縄での留学生活を大事にして、努力を続けていきたいと思います。