平成21年度 留学生だより(3)

ニカデック・イェシメリアサリ

楽しい異文化体験

沖縄大学
ニカデック・イェシメリアサリ

インドネシアのバリ島から参りました、ニカデックイェシメリアサリです。2007年3月に初めて来日しました。外国で生活する経験がなかった私は、沖縄に来てから、困ったことが多くて、不安でした。沖縄に来たばかりのとき日本語があまり話せなくて、漢字も読めませんでした。しかし、沖縄大学の留学生別科の先生方は親切で、やさしく日本語を教えていただいたから、うれしかったです。また、二年間別科にいたとき、色々な国から来た留学生と出会ったので、本当に良かったと思います。色々な国からの文化や習慣などの交流ができたので、とても大切な経験だと思います。今年の4月に沖縄大学の国際コミュニケーション学科に入学しました。大学での生活はとても忙しくて、大変ですが、新しい友達ができたので、毎日楽しいです。

インドネシアと日本の文化や習慣などは全然違います。そのため、いくつかの習慣が不思議と思っていました。沖縄に来たばかりのとき友達と一緒に沖縄そば屋さんへ行き、店に入ってから、みんなそばを食べるとき、口からつるつる音が立ったから、本当にびっくりしました。私の国では食べるときに口から音が立つととても失礼です。日本ではそばを食べるとき、つるつる音をたてると、おいしく食べているという表現をしています。この違いは本当に面白いと思います。また、日本ではお刺身やお寿司などの生魚を食べています。私の国では生魚をあまり食べていないので、お刺身やお寿司を食べるのは今でもまだ慣れていません。

私の夢は先生になることです。小さい頃から外国語に興味があります。バリ島では毎年観光客が大勢来ています。特に日本からの観光客です。そのため、私はもっと深く日本語を勉強したくて、日本に留学しました。言葉だけではなく、日本の文化や習慣なども学ぶことができます。帰国してから、日本語の先生になりたいと思っています。そのとき日本についての色々な経験や今学んでいることを教えようと思っています。そうすれば、地元の人たちが、日本人はどんな文化や習慣を持っているのか、わかるようになり、日本からの観光客にいいサービスをすることができます。その夢を叶えるために、これからもっとがんばっていこうと思っています。