機関・団体

沖縄県立芸術大学

沖縄県立芸術大学
電話(098)882-5000  Fax(098)882-5033

■ 開学年月/昭和61年4月
■ 学生数/553名(2023年5月1日現在)
■ 留学生数/21名(2023年5月1日現在)
■ ホームページ(リンク)

■首里当蔵キャンパス
〒903-8602
那覇市首里当蔵町1丁目4番地
本部、美術工芸学部(絵画専攻、芸術学専攻)
音楽学部(全専攻)、附属図書・芸術資料館
奏楽堂、体育館

■首里崎山キャンパス
〒903-0814
那覇市首里崎山町4丁目212番1
美術工芸学部(彫刻専攻、デザイン専攻、工芸専攻)

■首里金城キャンパス
〒903-0815
那覇市首里金城町 3丁目6番地
附属研究所

【大学の概要】

【設立目的】 
 日本文化の中における沖縄の地域文化の特性と伝統は、極めて特徴的であり、文化伝統の源流を探り、文化生成の普遍性を究めるために不可欠の内容を持つものである。わけても沖縄固有の風土によって培われた個性的な芸術文化の継承と創造の問題は、日本文化としてはもちろんのこと、沖縄県にとっても重要な課題であるといわざるを得ない。そして、それらを担う人材の育成もまた長い未来への架橋として緊要なことである。
 県立芸術大学を建学する基本的な精神は、沖縄文化が造りあげてきた個性の美と人類普遍の美を追究することにあるが、そのためには、地域文化の個性を明らかにし、その中に占める美術・工芸、音楽・芸能等さまざまな伝統芸術の問題に積極的かつ具体的に取り組み、その特性を生かすことでなければならない。このことは、日本文化の内容をより豊かにするとともに、ひいては、国際的な芸術的文化活動にも寄与するものと信ずる。
 我が国の最南に位置する県立芸術大学は、東アジア、東南アジアを軸とした太平洋文化圏の中心として、それらの地域における多様な芸術文化の実態と、地域文化伝統の個性とのかかわりを明らかにし、その広がりを追究し、汎アジア的芸術文化に特色をおいたユニークな研究教育機関にしたい。

【国際交流事業の実施状況等】
 本学は我が国の最南に位置する県立芸術大学であり、東アジア、東南アジアを軸とした太平洋文化圏の中心として、それらの地域における多様な芸術文化の実態と、地域文化伝統の個性とのかかわりを明らかにし、その広がりを追求し、汎アジア的芸術文化に特色をおいたユニークな研究教育機関にしたいというのが、建学理念の一つである。その理念をうけて、学術国際交流の基本方針が決定(平成13年12月学内評議会決定)され、地理的、社会的及び歴史的諸条件によって特色づけられる研究領域に重点をおいた学術交流が指向されている。
 本学には「国際交流室」を設け、留学生の支援を中心に、国際交流活動の支援などに取り組んでいる。また、国際交流室には国際交流コーディネーターが配置され、姉妹校への交換留学を希望する学生の情報収集をサポートし、申請時には手続き等へのアドバイスや支援を行っている。国際交流室では、異文化交流会などの活動を通して日本人学生と留学生がお互いの文化に関心を寄せ、理解し尊重しあう「多文化キャンパス」を目指している。
 姉妹校留学については、福建師範大学(中国)、中国音楽学院(中国)、ミュンヘン造形芸術大学(ドイツ)、ブレーメン国立芸術大学(ドイツ)、クラウディアモンテヴェルディ音楽院(イタリア)、チェンマイ大学美術学部(タイ)、ミラノビコッカ大学(イタリア)、国立台北芸術大学(台湾)、国立台湾芸術大学(台湾)、ハワイ大学マノア校(アメリカ合衆国)、インドネシア芸術大学デンパサール校(インドネシア)と姉妹校締結を行い、交換留学を実施している。
 令和5年度(5月時点)の留学生は、全体で21名在籍しており、国別には中国、台湾、マレーシアとなっている。これらの留学生の身分は、私費留学生(20人)、姉妹校留学生(1人)となっており、研究分野は、美術工学分野3人、芸術文化学分野18人となっている。

教務学生課